おっさんのお出かけ日記

普段はあまりお金は使わず、格安に旅行をしています。近場でぶらぶらしてる時も多いです。たまに子供(全員成人ですが)と出かけます。ブログに出先で撮った写真をまとめています。時系列はランダムです。

2018年4月 淡路島 その2(由良要塞)

観音像に行ってから、しばらく間をあけて今回は、GWです。家から淡路島まで、車でも自転車でもすぐなので、日帰り温泉等によく行ってます。

さすがにGW、通りかかった洲本温泉等は、行楽のお客さんでいっぱいです。

今回は、瀬戸内海を防衛する目的で建設された由良要塞の生石砲台に行ってみました。

瀬戸内海には、西に広島の大久野島、愛媛の小島の芸予要塞、東に和歌山の友が島、淡路島の由良要塞があります。それぞれ、建設された時期は同じで、日露戦争に対しての備えとして造られたそうです。

由良要塞の生石砲台と対になっている友が島は、ラピュタの島として大人気で、行楽シーズンの休日は、渡し船が2、3時間待ちが普通になっています。

に対してこちらは、GWだというのに誰もいません。

 

f:id:kanta1756:20190701181707j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701181745j:plain

 

 

f:id:kanta1756:20190701182109j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701182150j:plain

 

一応、史跡公園として整備はしてありますが、あまり手入れはされていないようです。

 

f:id:kanta1756:20190701182414j:plain

 

 

f:id:kanta1756:20190701183951j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701184024j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701184057j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701184125j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701184157j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701184229j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701184307j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701184348j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701184422j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701184455j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701184747j:plain

 

神社がありました。ここは誰かが手入れをしてるみたいで、きれいな感じです。

 

f:id:kanta1756:20190701185113j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701190515j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701190535j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701190557j:plain

 

けっこう広い敷地に回廊があって、砲台がいくつかあるというオーソドックスな要塞の造りです。どの場所も、ほとんど原型は留めておらず、廃墟とか遺構というより、瓦礫の山って感じです。予備知識がないと、ここが何だかわからないとおもいます。

他の三つの島が、明治を現代に伝えるかのように美しく朽ちていってますが、この生石砲台は、第二次大戦の終戦後に、何が気に入らなっかたのか、米軍が破壊してしまったらしいです。で、阪神地震も追い打ちをかけたんでしょう。痛みが激しいです。

由良要塞の相方の友が島は、ラピュタの島として大人気ですが、こちらは、バルスの呪文を唱えた後のラピュタってところでしょうか。ほとんど崩れています。

 

f:id:kanta1756:20190701201521j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701201544j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701201605j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701201625j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701201759j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701201823j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701201848j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701201906j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701201929j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701202002j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701202020j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701202057j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701202121j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701202145j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701202216j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701202300j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701202318j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701202337j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701202403j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701202423j:plain

 

結局、ここに2時間程居てる間は、誰にも会いませんでした。廃墟や遺構の散策は、このロンリーな雰囲気がいい感じです。

 

f:id:kanta1756:20190701204153j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701204229j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701204322j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701204410j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701204505j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701204552j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701204644j:plain

 

f:id:kanta1756:20190701204815j:plain

 

帰りに、淡路島の花の名所、淡路花さじきに立ち寄ってみました。こちらは連休、人も多くて、何だか、人間界に戻ってきたような気がしました。

                           おわり

2018年4月 淡路島 その1(迷惑観音)

地元では有名な廃墟、その名も迷惑観音です。

1977年に、淡路島出身で大阪で事業を展開していた主に不動産業を営む実業家によって建立されました。正式には、世界平和大観音像と言う名称です。

観音像を中心に、十重の塔、自由の女神のレプリカ、五百羅漢像、SL等が配置され、昭和の宗教施設によくある何でもありみたいな施設だったんでしょうね。

豊清山平和観音寺という名称で開業しました。実際には、宗教法人の認可は取っておらず、だだの観光施設でした。

開業当初は、それなりに来訪者がいたみたいですが、場所が花と緑の淡路島、周囲の観光施設とは合わず、旅行会社のツアーにも組み込まれない状況だったそうです。

観音像の台座の建物が、レストランや大浴場、オーナーのコレクション(主に、オールドカー)の博物館でした。

稼働してた頃は、観音像の内部を登って首の辺りの展望台に行くことができました。首に巻いてある展望台の設備の容貌から、むち打ち観音とかも呼ばれていたそうです。

1988年にオーナーが死去した後、夫人が経営を引き継いだものの、夫人の死後、2006年以降は廃墟になっています。現在は、権利関係が不明で、誰が地権者なのかわからないそうです。

厄介なのは、この観音像が台座を含めて約100m(これは、大仏像等では、全国2位だそうです)と敷地内の十重の塔(約40m)が、淡路島の大動脈の国道28号線のすぐ近くにそびえてるところです。

台風等の度に、観音像の破片や塔の瓦等が飛散して、非常に危険な状況です。

ネットをかぶしたりとか応急処置はしてるみたいですが、民間の土地なので、地権者が誰かわからない状況では手の出しようがないそうです。

この迷惑観音、今日も周囲に恐怖を振りまきながらそびえたっています。

 

f:id:kanta1756:20190630211600j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630211643j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630211718j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630211753j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630211840j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630211916j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630212036j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630212136j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630212215j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630212250j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630212329j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630212409j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630212520j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630212616j:plain

2017年10月 長崎 その5(出島と防空壕)

長崎カトリックセンターに宿泊すると、キリスト教徒でなくても朝のミサに参加、見学できるのですが、寝る前は勢いがあったんですが、結局、朝起きれなくてミサには行けませんでした。アンジェラスの鐘の音も聞きそびれてしまいました。

 

f:id:kanta1756:20190630164531j:plain

 

雨の日曜日、祈りに満ちた浦上の街を後にしましたが、とりあえず、雨の中でも何とかなる所に行こうと、近年、整備が進んでいる出島に行ってみることにしました。江戸時代の南蛮貿易の拠点です。当時の建物を再現して、博物館のような感じになっています。

 

f:id:kanta1756:20190630165422j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630165510j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630165554j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630165649j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630165743j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630165846j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630165940j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630170034j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630170113j:plain

 

一部に、昔からの塀等が残っています。

雨も強くなったので、とりあえず昼にしました。長崎駅の近くで皿うどんです。

 

f:id:kanta1756:20190630170516j:plain

 

最後に、歴史文化博物館と防空本部跡(防空壕)に行ってみました。

この頃には、靴下やズボンのひざから下がびちゃびちゃです。

 

f:id:kanta1756:20190630171453j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630171536j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630171644j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630171725j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630171814j:plain

 

電話の交換室等があって、原爆投下の時にこの中で勤務していて被害を免れたという方もいらっしゃるみたいです。

訪ねた先に人が誰も居なくて、私一人でうろうろしてるという、いつものパターンになっています。

 

f:id:kanta1756:20190630172254j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630172427j:plain

 

goo.gl

 

最後は雨でびちゃびちゃになりながら、長崎駅で駅弁を買って、17:25発のフライトで帰りました。

                            おわり

2017年10月 長崎 その4(平和公園)

長崎市内の移動は、路面電車が便利です。運行密度が高く、あまり待たずに乗車できます。頻繁に乗り降りする時は、フリーきっぷも販売しています。

 

f:id:kanta1756:20190630135212j:plain

 

昼は、老舗の中華、永楽苑で食べました。長崎なのでちゃんぽんや皿うどんもメニューにあるのですが、ここは、名物のしいたけそばです。ちゃんぽんと共通なんですが、豚骨ベースの白いスープではなく、澄んだあっさりした塩味のスープが特徴です。ゴロッと浮かんでるしいたけが美味しいです。

 

f:id:kanta1756:20190630140019j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630140126j:plain

 

午前中の早い目の時間に、軍艦島上陸ツアーを予約してたので、昼から時間がいっぱいあります。

今回は、平和公園に行ってみることにしました。以前、子供と一緒に行って以来です。

雨の中の平和公園の散策です。

 

f:id:kanta1756:20190630142934j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630143015j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630143059j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630143143j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630143219j:plain

f:id:kanta1756:20190630143340j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630143301j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630143434j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630143515j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630143618j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630143710j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630143821j:plain

 

何かの塔のように見えますが、爆風で吹き飛んだ教会堂の壁の一部が残ったものらしいです。

同じ被爆地で、怒りの広島、祈りの長崎と言われていますが、広島の平和公園とは少し雰囲気が違うような気がします。

 

 

f:id:kanta1756:20190630145057j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630145142j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630145228j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630145308j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630145344j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630145432j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630145514j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630145601j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630145654j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630145749j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630145830j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630145917j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630150122j:plain



平和公園と資料館にも行ってみましたが、平和を願うというより、正直、米軍に対しての怒りだけがこみあげてきました。正に、人類に対する犯罪としか言いようがない気がします。資料館に猫が居て、少し気分がやわらぎました。

宿を、近くの長崎カトリックセンターに予約していたので、雨も本降りになってきたし、一旦、宿に行ってみることにしました。この宿は、浦上天主堂に隣接していて、キリスト教徒の巡礼者向けの宿泊施設ですが、ユースホステルとして一般の宿泊も受け付けてくれます。楽天トラベルで長崎市内の安い順で検索したら、ヒットしたので予約しました。1泊2千円でした。ドミトリーの宿で、施設は古いけど、清掃が行き届いていて清潔で、スタッフの方も親切で、居心地のいい宿でした。素泊まりなんですが、朝は、クロワッサンとコーヒーを出してくれました。

 

f:id:kanta1756:20190630152929j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630153008j:plain

 

浦上天主堂等を少し散策してみました。

 

f:id:kanta1756:20190630153103j:plain

 

教会堂の横の河原に、爆風で吹っ飛んだ望楼が横たわっています。

 

f:id:kanta1756:20190630153308j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630153356j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630153442j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630153530j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630153616j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630153658j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630153737j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630153816j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630153854j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630153938j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630154020j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630154102j:plain

 

夜は、宿で教えてもらった近くの居酒屋で一杯。いい調子で夜は更けていきました。

 

f:id:kanta1756:20190630154525j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630154558j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630154644j:plain

                            つづく

2017年10月 長崎 その3(軍艦島)

上陸ツアーと言っても、桟橋から300ⅿ程の遊歩道からの見学になるので、間近に廃墟を見ることはできません。現状の遊歩道は、炭鉱施設やプールの跡等の付近に設けてあります。

桟橋の反対側に、800m程の遊歩道を整備する工事を行ってるらしいですが、完成するのが8年後で、それまで私が生きてるかどうかはわかりません。この遊歩道が完成すると、住宅だったエリアを近くから眺めるようになるので、見どころは飛躍的に増えると思います。

この日は天気が微妙だったんですが、何とか上陸してる間は雨には降られませんでした。島内では傘は使用できないので、雨が降ったらレインコートを着用になります。

 

f:id:kanta1756:20190630105228j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630105631j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630105712j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630105746j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630105840j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630105924j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630110039j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630110121j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630110205j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630110243j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630110321j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630110359j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630110448j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630110535j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630110624j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630110702j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630110753j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630112110j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630112154j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630112234j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630112317j:plain

 

現在は、島の全体や日本最古の鉄筋コンクリート造りの高層建築のアパート群は、主に船から眺めるって感じになります。

上陸ツアーは、現在4社で行っていますが、それぞれ特色があります。共通してるのは、ガイドを元島民の方がされてる時が多く、島が稼働してた頃の話を聞くことができます。

島の堤防の上で、釣り師が何人か釣りをしています。本来は、上陸ツアーの参加者以外は立入禁止なんですが、堤防から降りて島内には入らないという約束で黙認ということで釣りをしてるらしいです。堤防は島を一周してるので、船や遊歩道から眺めるより、島内を間近で見ることができるように思います。じっくり島を見たいなら、上陸ツアーより、釣りの渡船で渡った方がいいかも知れません。

 

f:id:kanta1756:20190630121851j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630121936j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630122025j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630122115j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630122201j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630122248j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630122335j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630122416j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630122457j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630122545j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630122646j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630122733j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630122821j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630122923j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630123017j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630123112j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630123159j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630123241j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630123328j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630123409j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630123453j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630123547j:plain

 

f:id:kanta1756:20190630123644j:plain

f:id:kanta1756:20190630123726j:plain

 

廃墟となった高層アパートを眺めながら、元島民のガイドの方が、とても暮らしやすい島だったとおっしゃていたのが、印象的でした。

 

goo.gl

 

         長崎観光/旅行ポータルサイト ながさき旅ネット

 

                                                                          つづく

 

 

2017年10月 長崎 その2(軍艦島)

ネットカフェで泊まると、案の定と言うか、深夜まで漫画を読んでしまい、寝不足の頭を抱えて、路面電車軍艦島上陸クルーズの船が出る大波止に行きました。ここは、長崎からあちこちの島に行くフェリーのターミナルです。この旅行、大沢在昌緒「海と月の迷路」という稼働してた頃の端島軍艦島)を舞台にした小説の文庫本を読みながら進めています。小説の描写や情景がリアルに思い浮かびます。小説に登場する景色や街並みが目の前に現れると、グッときたりします。昔、仕事でサウジアラビアに何度か行ったんですが、飛行機に乗ってる時間が長いので、飛行機がハイジャックされる小説を持って行って読んでたら、途中で飛行機が墜落してしまいます。描写がすごくリアルで、元々飛行機が苦手な私は、首筋のあたりが妙に寒くなって、ふて寝をして過ごしていたことがあります。

この軍艦島上陸クルーズ、前年も参加したんですが、長年行ってみたいと思い続けていた憧れの場所、間近で見ると、その存在、吹いている風、多くに圧倒されてしまい、夢見心地のままで1時間の上陸が終わりました。

で、ちょっとは落ち着いて写真でも撮れるかなと思ってリピートしてみました。

端島東シナ海に浮かぶ島で波が荒く、天候も変わりやすくて上陸できない日もけっこうあるらしいです。桟橋が、端島が稼働してた40年前のままの設備なのもあって、少し時化ると上陸できません。5月と10、11月が気候が安定していて上陸率が高いということで、前年同様10月にやってきました。

出港するとすぐに、長崎港、造船所等の景色を眺めながらのクルーズです。土休日は満員で、早い目に予約しないと乗船できません。

普段は、家の近くの海は瀬戸内海なので、東シナ海とか聞くだけでうきうきします。

 

f:id:kanta1756:20190629201332j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629201408j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629201441j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629201938j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629202013j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629202045j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629202118j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629204344j:plain

 

40分から50分程のクルーズですが、徐々に端島が近づいてくると、心がざわめきます。

 

f:id:kanta1756:20190629204650j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629204948j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629205022j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629205059j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629205728j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629205801j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629205852j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629210813j:plain

                              つづく

2017年10月 長崎 その1(思案橋)

神戸から週末に2泊3日で旅行する時は、主にフェリーさんふらわあの弾丸フェリー(金曜の夜から日曜の朝の0泊3日で1万円~)で九州方面に行ってるか、ジャンボフェリーの深夜便と高速バスのセット(往復5千円程)で高松から四国に行ってる時が多いのですが、早く予約するなら、スカイマークの早割も負けてはいません。神戸~長崎が往復1万円~1万2千円。思いついたら旅に出るという自由さはありませんが、高速バスより料金が安いです。

行きが神戸を金曜の夜7:45発で帰りが、長崎を日曜の夕方5:25発で神戸着が18:30、現地でけっこうゆっくり滞在できます。

飛行機の料金が片道5千円だと、長崎空港から市街地までのバス料金の900円程や、神戸

の駐車料金の1日千円(飛行機に搭乗したら24時間は無料なので、停めてる日数-千円です)が、えらく高く感じてしまいます。

という訳で、10月の終わりの金曜の夜、仕事を終えて、空港から近いHATのスーパー銭湯 なぎさの湯で一風呂浴びて、空港に向かいます。ここの露天風呂は海を眺める広くて開放感バッチリの風呂です。

空港に着いて手続きを終えたら、どて焼きセット。飛行機、フェリー、高速バスを問わず、夜に出発する時は、この一杯がたまりません。昔、よく夜行列車に乗っていた頃からの習慣です。関西発の夜行列車は絶滅したけど、夜の旅の前のこの習慣は、永久に不滅です。

 

f:id:kanta1756:20190629163449j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629163519j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629163552j:plain

 

神戸を出発して、ベルトのサインが消えてしばらくしたら、すぐに下降になって再びシートのサインが点灯です。1時間のあっという間のフライトです。基本、フェリー等で移動をゆっくり楽しみたいと思ってますが、こう早いとそれはそれでいいかと思ってしまいます。

空港から50分程で市街地に到着です。バス停から少し歩くと、長崎一の繁華街 思案橋です。夜10時前、週末の街が盛り上がってる時間です。

 

f:id:kanta1756:20190629180345j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629180415j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629180436j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629180502j:plain

 

goo.gl

 

九州の名物なのか、博多でも食べたことがある一口餃子です。遠路はるばるやってきたお店

で食べる餃子、非常に美味しいです。ここ宝雲亭と、雲龍亭という老舗があるんですが、甲乙付けがたいですね。

豚肉とニラを玉子でとじたシンプルな料理なんですが、ウスターソースをかけて、冷酒と食べると最高です。最近は、どこへ行っても、テーブルの上にウスターソースが置いてあるのをあまり見かけなくなったけど、長崎ではウスターソースは現役バリバリで、中華系のお店のテーブルには、必ず鎮座しています。

着いた時間が遅いので、プチ夜遊びということで、繁華街の雰囲気だけ味わったら、今夜の寝床のネットカフェです。思案橋のすぐ近くなので、ちょっと飲んだ後には便利です。ネットカフェは、車や列車で旅行してる時はよく利用しています。

畳一畳を少し広くしたブースにマットが敷いてあって、枕やブランケットも貸してくれるので、意外と寝心地はいいです。パーテイションで仕切ってあって、一応個室にはなっているので、パソコンで旅先の検索をしたり、あまり周りを気にせず過ごせます。

12時間滞在で2千円ちょっとの所が多く、街中の店舗はシャワー室を備えている所も多くあるので、我々、貧乏な旅行者には心強い存在です。ただ、難点もあって、うっかり漫画を読み始めると深夜になってしまったり、近くのブースで派手なイビキの人が寝てるとなかなか寝れません。時々、イビキ、歯ぎしり、寝言の合唱になってる時もあります。カプセルホテルやゲストハウス等、安宿は似たよう感じなんですが。

サイバック思案橋店、長崎に夜に到着した夜はここに泊まることにしてたんですが、2018年で閉店になってしまいました。ビリヤードやカラオケ、ダーツ等で深夜まで賑やかで繁盛してるように思ってたんですが、残念です。次に行った時に、どこに泊まるか探さねばなりません。

 

f:id:kanta1756:20190629184948j:plain

 

f:id:kanta1756:20190629185049j:plain

 

                          つづく