2023年2月、コロナが落ち着いてきたからか、神戸空港は各地に向かう観光客でいっぱいでした。
久しぶりの旅行の投稿です。
早朝のスカイマーク新千歳行は満席の乗客を乗せて定刻を10分遅れで出発です。
実は、遅れの原因が自分が出発時刻ぎりぎりにチェックインしてLCCなら搭乗を断られているレベルのぎりぎりさでした。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。親切に対応して下さったスカイマークのスタッフの皆さん、ありがとうございました。
なんとか無事に出発できました。
スカイマークは、神戸から新千歳や那覇等の搭乗が1時間を超える路線では、コーヒーとキットカットのサービスがあります。
着陸態勢になると窓には一面の雪景色が広がります。
夏の沖縄のブルーの海とは対照的で、とても好きな景色です。
雪は多いけど気温が高くて寒さは感じません。
とりあえず、定番の北海道開拓の村に行ってみました。
明治の北海道開拓時代の建物を移築保存している野外博物館です。
ここは、野田サトルさん原作の漫画「ゴールデンカムイ」(以下金カム)に登場する聖地にの一つになっています。
4年前に、まだJKだった三女と一緒に金カムにハマって聖地巡りに来たことがあります。ここと網走、小樽を慌ただしく巡った思い出、今でも懐かしく覚えてます。
金カム、明治時代に日露戦争終結後に復員した兵士、杉元が戦死した親友の妻の病気の治療費を稼ぐために北海道に渡るところからストーリーが始まります。
アイヌが隠した膨大な量の金塊の噂を聞きつけて探す事にします。同じように金塊を追うアイヌの少女アシㇼパと知り合い合流、そこから、北海道、樺太、北方四島等を舞台にスケールの大きい冒険活劇が繰り広げられます。
他の登場人物もそれぞれ癖の強い個性的なキャラクターが多数登場します。
巧みな時代考証にアイヌの文化を織り交ぜて、一見荒唐無稽なストーリーですが、リアリティのある物語になっています。
入場するとエントランスに、コミックの何巻の何ページに登場した建物か展示してあるので、チェックしてから見学するのも面白いかもです。
食堂もあるので、杉元も食べていたにしんそばを食べてみました。
劇中で杉元がにしんそばを食べていた蕎麦屋はこちら。
三女とは晩秋の頃に来たので、雪だと印象が変わります。
同じような建物ほ移築保存した野外博物館は、岐阜の明治村や香川の四国村に行ったことがありますが、冬の厳しさがここは断トツなので保全作業は大変だと思います。
実はこの日、平日に仕事を休んで旅行してたので、結構仕事の電話が鳴ってゆっくり明治の情景に浸るのはできませんでした。
ここで、カメラの予備バッテリーを持って来るのを忘れたことに気づき、一旦、札幌に予約していたホテルに行き、スマホとカメラの充電です。
何せ、今夜の小樽のイベントがこの旅行のメインイベントの一つです。途中で電池切れは困ります。
以前、知床に流氷を見に行った時にウトロ行きの夜行バスを待ってる間の時間つぶしに何かないかなと探したら、小樽で「雪あかりの路」というイベントをやってるのを知り行ってみました。
小樽市民の方が作ったキャンドルランタンのイベントで、手作り感満載のいいイベントだなと思いました。
コロナで2年間中止になっていたそうなんですが今年再開のようです。同時期に行われている札幌雪祭りの終了と同時にスタートって感じで同時に楽しむのは難しいです。
倉庫の並ぶ運河沿いの遊歩道ににキャンドルランタンが並びます。ライトアップされた倉庫と共に幻想的な景色になります。
以前は手宮線の廃線跡も会場だったんですが、規模はかなり縮小していました。
来年以降また拡大してくれるんでしょうか。
このイベント、外国人にも人気のようで、会場には外国人も多いです。
もう少し見ていたかったんですが雪が降ってきて、気温が高いのでほぼみぞれ状態になりびちゃびちゃになりそうだったので引き上げました。
真冬の小樽のイベント、一人で見るには少し寂しい気分のイベントです。