岡山県備前市に、備前長船刀剣博物館という刀剣専門の博物館があって、そちらには何度か行ったことがありますが、倉敷にも刀剣美術館を発見したので行ってみました。
備前の方は、刀鍛冶の工房が併設してあり、文化財級の刀剣を全部ガラスケースに展示している博物館ですが、こちらは、刀剣類を売買している、刀剣商の方がオープンしたらしく、展示してある刀剣の多くが購入が可能で、スタッフの方にお願いすると、刀を持たせてもらえます。
中に入ると、こんな感じで刀がズラッと並んでいます。無造作に置いてありますが、全部模造刀ではなく真剣だそうです。
十手もあります。結構、何でもありの美術館です。
展示してる刀の由来が簡単にまとめてあります。値札も兼ねています。
ガラスケースの中の展示は、こんな感じです。
PCゲームの刀剣乱舞の聖地の一つになっているみたいで、聖地巡礼の人も来られるそうです。
あまり広くはない館内ですが、展示品は多く、日本刀の独特の様式美を堪能できます。鋭い切先に見入ってしまいます。
世界中探しても、このような美しい武器を見つけるのは難しいと思います。
2階は、新選組に関連した展示が多くあります。
最近、アニメや漫画では、土方歳三が人気で、いくつかの作品に登場しています。以前は沖田総司が人気でしたが、新選組のメンバーでは、斎藤一も広く知られるようになりました。
真剣少女の日本刀展というのを、備前長船刀剣博物館でやっていたみたいです。日本刀の世界も奥が深いです。
こちらは、宮本武蔵関連の展示です。
2階に、トレーニング器具が置いてありました。日本刀は重いので、取り扱うのに筋トレが必要なんでしょうか。
1階に戻ってみると、スタッフの方が刀の手入れをしてました。通路が狭いので、刀を持ってる人と至近距離になるのもいやなので、迂回をして出口に向かいました。