カプセルホテルや相部屋のゲストハウス、ネットカフェで宿泊する場合、近くにイビキの激しい人が寝てると、間違いなく睡眠不足になってしまうので、耳栓は必ず持ち歩いてますが、幸い、静かに朝までぐっすり眠れました。
このホテルには、スターバックスが鳥取県初の出店で、崖っぷちに追いやられたという自虐コピーが評判になった、鳥取のローカルチェーンのすなば珈琲のお店があって、そこでモーニングを食べました。
外は、半分、雪が溶けてびちゃびちゃです。
鳥取駅から米子行きの普通列車に乗ったら、朝早いのにほぼ満席です。乗客の多くが外国人で、欧米系の人や、中にはヒジャ―ブ(頭全体を被うスカーフ)を被ったイスラム系の女性のグループもいます。若い人が多いので、何かイベントでもあるのかなと思っていたら、皆さん、由良駅で下車です。
ここは、コナンの作者の青山剛昌氏の出身地で、コナン関連の施設が多くある聖地だそうです。色んな国から、コナンの聖地巡礼に来られてるみたいです。私も、ゴールデンカムイの聖地巡礼に北海道に行ったので、聖地巡礼の楽しみは理解できましたが、遠い外国からやって来る人が多い人気の高さに感心します。
すっかり人が少なくなった列車は、米子に到着です。
米子はかつて、山陰地方の鉄道の要衝だったそうで、駅前には、記念のオブジェがあります。一見、銀河鉄道999のようですが、特に関係はないみたいです。
米子駅では、0番線ホームが境港線の発着ホームなんですが、こちらはゲゲゲの鬼太郎一色です。
境港線の列車は、1両ごとに妖怪のラッピングがしてあります。列車に乗ってしばらくすると、ほぼ満席になりました。こちらも外国人に人気みたいで、主に中国系の人が多いです。私には、台湾の方なのか、香港の方なのか、本土の方なのか区別はつきませんが、なにせ大人気のようです。
境港線の駅はそれぞれ、妖怪の名称がついていて、車内放送で、鬼太郎、目玉おやじ、猫娘の声で案内してくれます。
列車は1時間程で、鬼太郎駅(境港)に到着です。
つづく