鳥取砂丘の横の砂の美術館です。何が気に入ったのか、かれこれ3度目のリピーターになってます。鳥取県では境港の水木しげるロードに次ぐ訪問回数になっています。
インスタグラムには投稿していないので、インスタ映えは特に求めていませんが、ここの砂のオブジェは、非常にフォトジェニックだと思います。全てが砂と水でできています。毎回、世界のどこかの地域をテーマに砂のオブジェが作製されています。今回は南アジアでした。毎年、正月明けの5日頃まで開館して、4月中旬頃までは製作期間で休館になっています。
素晴らしく精巧にできた砂のオブジェ、子供の頃の砂遊びの究極の形と言うか、元々、形の無い砂から美しい砂像ができて、また形の無い砂に還るという儚さみたいな感じに惹かれてしまうのかも知れません。
入館するとすぐに、インド独立の父マハトマガンジーが出迎えてくれました。
私の場合、仕事等で気に入らないと激しく抵抗して揉め事をよく起こしているので、ガンジーの無抵抗不服従を学んだ方がいいかも知れません。
ガンジス川でしょうか。人が多いです。
展示してある砂のオブジェ、けっこうなでかさで、製作するのは大変だろうなと思います。
普段は美術館にはほとんど行かなくて、芸術と縁の無い生活をしてるので、美術対してにあれこれと論評する知識も無いのですが、ここだけは何故か気に入ってます。
インドには行ったことが無くてテレビ等でしか様子を見た事が無いのですが、やたらと人が多いというイメージが、砂像にもよく表れてると思います。
やはり、インドと言えばお釈迦様ですね。こちらも砂像で登場しています。
バーミヤンの大仏、タリバンが相当破壊したと聞いてますが、大丈夫なんでしょうか。
幸運の神ガネーシャ、昔よくやったファミコンのロールプレイングゲームで、その存在を知りました。
美術館を楽しんだ後、砂丘も歩いてみようかと思ったんですが、この日も雨模様で風も強くリフトも止まっていたので、入り口近くをちょっとだけ歩いてみました。
鳥取砂丘、昔は面積が今の倍以上あったらしいのですが、第二次世界大戦の終戦後の食糧難で多くを農地にしてしまったらしいです。今でもでかいスケールですが、この倍とか、すごいスケールの砂丘ですね。やっぱり、戦争はダメですね。ろくな事がありません。
砂丘の横に、砂丘会館という土産物等を売っている施設の食堂で、モサエビというこの辺りの特産の非常に美味しいエビが食べれるんですが、時間が中途半端で食堂が閉まってました。前回来た時は、団体客が食堂を占領してて貸し切りで入れなかったし、なかなかモサエビにたどり着けません。痛みが早いので地産地消が主で、この辺り以外では食べることができません。次回に期待です。
天気もイマイチで、早々に宿に行く事にしました。今夜の宿、ホテルビーハイブです。
2年程前にリニューアルオープンした、カプセルホテルと一般のビジネスホテルを併設したホテルです。 新しいので全館が非常にきれいです。私の場合、宿泊は寝るだけでいいと思ってるので、カプセルホテルやゲストハウス、ネットカフェに泊まる時が多いのですが、昔は、カプセルホテルは繁華街近くのサウナに併設していて、おっさんのたまり場でしたが、ここ何年かの間に、こぎれいなカプセルホテルが急に多くなりました。
ここもその一つで、それなりにプライバシーに配慮したレイアウトで、女性専用フロアがありセキュリティも確保されています。ベッドルームには鍵を持ってる宿泊客しか立ち入れないようになっています。
新たにできたカプセルホテルの特徴で、パブリックスペースが広くて充実しています。コンセントのあるパソコンデスク、Wi-Fi、漫画や雑誌、電子レンジや給湯器等、宿泊も食事も安く済まそうという設備は一式揃っています。
こちらもカプセルホテルの常で、入浴はシャワールームしかありません。ビジネスホテルの宿泊客に館内に源泉かけ流しの温泉があります。カプセルホテルの宿泊客は別料金(500円)になりますが、中浴場程度の大きさながら、よく温まります。チェックアウトするまで何度でも入れます。このホテルから歩いて5分程度の所に、温泉の銭湯もあるので、どちらにするかはその時の気分次第です。
ここに泊まった目的の一つが、ホテル内のレストラン希星(きら)です。夕食を希星で、朝食を同じくホテル内の喫茶、すなば珈琲の1泊2食の宿泊プランがあります。これは、素泊まりのみがほとんどのカプセルホテルでは珍しいです。
やはり冬の日本海、この季節はカニに尽きると思うのですが、お一人様向けのカニ鍋セット付きの宿泊プランがあります。嬉しいのか侘しいのか、よくわからないプランですが、他のホテルや旅館でカニ鍋付きで泊まると2万円前後になってしまうし、ちょっと安いかなと思ったら、2名様以上でお申し込み下さいになっています。お一人様を取り巻く条件は厳しいです。
で、この宿、期間限定カニ鍋付きで1泊2食で7300円です。これは安い!
すごい量の旅館とは違い、冷酒(300cc)を一本飲むのに丁度いい量の食事で、〆の雑炊を食べたらお腹一杯です。私には丁度いいボリュームの食事です。
最後に持ってきてくれる雑炊セットです。
ポン酢を付けてくれるので、大阪出身の私には最高に美味しい雑炊になります。
お腹もふくれたし、寝る前にまた風呂に入って2019年が暮れました。2019年は、病気で入院したり、それの影響で4ヵ月程仕事ができずに無収入で散々でしたが、年末のカニ鍋で復活の狼煙を上げることにしました。状況はともかく、こんな年末を迎えることは幸せだと思います。
一夜明けて2020年、最初の食事は、すなば珈琲のモーニングです。宿泊プランでは、トーストやサラダ等の喫茶店モーニングなのですが、60円の追加で和食にしてもらえました。食後のコーヒーが美味しいです。