おっさんのお出かけ日記

普段はあまりお金は使わず、格安に旅行をしています。近場でぶらぶらしてる時も多いです。たまに子供(全員成人ですが)と出かけます。ブログに出先で撮った写真をまとめています。時系列はランダムです。

2021年10月 鹿児島 九州最南端へ弾丸フェリーその1

2021年10月11日 弾丸フェリーで鹿児島に行ってみました。

弾丸フェリーとは、フェリーさんふらわあが実施している格安の乗船企画で、フェリーで目的地に行って、その日にまたフェリーで帰るという文字通りの0泊3日の弾丸ツアーです。乗船料が1万円~と格安で、最も安い大部屋のツーリストなら1万円で関西~九州を往復できます。追加料金を払えば、カプセルホテルみたいなベッドや個室に変更することもできます。

フェリーさんふらわあは、大阪~別府、大阪~鹿児島、神戸~大分の3航路があります。

このうち、大阪~別府、神戸~大分は現地の滞在時間が約12時間で、バイクツーリングやサイクリスト、ハイカー等に非常に人気があります。別府、大分共にフェリーを降りてからの交通機関のアクセスもよくて普通に観光するのにも使いやすいです。

鹿児島航路は、現地滞在が8時間、港が鹿児島市内から2時間程度の志布志港で観光には使いにくいです。以前、この航路とバスで鹿児島市内と桜島に行ってみましたが、現地滞在が3時間ほどで忙しいだけって感じでした。

今回は、港でレンタカーを借りて九州本土最南端の佐多岬を目指す事にしました。

 

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さんふらわあの別府、鹿児島航路は大阪のコスモスクエアがターミナルです。地下鉄からニュートラムに乗り換えてトレードセンター前駅で下車してすぐです。

大阪のバブルの遺産、ATC内にターミナルがあります。

普段は家から近い神戸港から九州行きのフェリーに乗っているので、こちらに来るのは久しぶりです。ちょっと早く着いてしまったので、缶ビールを飲みながら付近を散歩して、乗船する船を眺めました。

フェリーに乗る時は、乗船する前からゆるい時間を過ごしてしまいます。

 

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手前の船は別府航路のこばるとです。もうすぐ、新造船に置き換えになります。

乗船時間がやってきたら、送迎のバスに乗って乗場に行きフェリーきりしまに乗船です。

 

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この航路は、2年前に新造船に置き換えになりました。新しい船には初めてなので楽しみです。

今回は、鹿児島限定キャンペーンで弾丸フェリー往復が5500円でした。激安です。

船のエントランス吹き抜けの3階構造で天井がプロジェクションマッピングになっています。

 

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プロムナードが広いです。以前の船はでかいけどパブリックスペースが狭かったけど、新しい船は広々としています。

但し、どの船会社の航路もですが、出航したら基本はパブリックスペースしかWi-Fiが使えません。そのWi-Fiも非常に貧弱なので、乗船中は通信環境とは縁が切れてると考えた方がいいです。風呂に入って酒を飲んで、文庫本でも眠くなるまで読んでるという、ちょっとオールドファッションな時間のすごし方もいいもんです。

 

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ちょっとしたコンビニ程度の品ぞろえの売店があります。鹿児島のお酒等も置いているので乗船したら、そこは鹿児島です。土産物も揃っています。

 

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船内をぐるっと見ていたら出航です。しばらくデッキで景色を眺めます。

 

食事は船内のレストランです。バイキング形式ですが、通常2000円が食品の品数を少し減らして1500円でした。自分にはちょうどいい感じで、生ビール1杯分を得した気分です。

 

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だらだらと飲みながら食べました。さんふらわあの場合、おでんとカレーを外すことはできません。

よく味の染みたおでんと、ごろごろと具材の大きいカレーは最高の酒の肴です。

お腹いっぱいになったら風呂に入ります。

 

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こういう至福の移動は、他の交通機関では絶対できません。フェリーの場合、移動を目いっぱい楽しめる乗り物です。

 

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食後は船内を散歩したり、本を読んですごします。いつもは、パブリックスペースで酒をのみながらすごすのですが、コロナの影響でパブリックスペースでの飲酒ができないので、仕方なく酒なしですごします。

船室は、一番安い大部屋のスタンダードです。コロナの影響で、となりに人が居ないという配分になってるので広々と横になれます。普段は、追加料金を払ってカプセルホテルみたいなベッドに寝てますが、となりに誰も居ないとこちらの方が快適です。

 

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ぐっすり寝てたら朝になりました。朝食もレストランでバイキングです。620円なのでコスパが高いです。

さて、港でレンタカーを借りて最南端を目指します。

 

www.ferry-sunflower.co.jp