これも、過去記事の再編集です。
2017年8月に、毎年恒例の子供達と沖縄旅行に行ったんですが、前年に、青の洞窟に、ボートでシュノーケリングツアーに行き、いたく気に入ったみたいで、今回は、ダイビングという運びになりました。何をやっていても、一人だと費用は知れているのですが、合計4人分になると、かなり痛い出費になります。年に1回だしまぁいいかって感じで、今回はダイビングツアーです。
90年代のバブルの後期頃に世間はアウトドアブームになっていて、ダイビングやスキーが脚光を浴びている時期がありました。「私をスキーに連れていって」「彼女が水着に着替えたら」という映画もヒットして、トレンディドラマがフィールドに進出してきたといった模様です。
当時の仲間が「ダイビングに行ったら、やたらと若いおねーさんと友達になれるそうやで」と情報を仕入れてきたので「ほな、やってみよか」と皆で何度かやってみたんですが、結局、当時夢中になってたカヌーの川下りとルアー、フライフィッシングの方が断然面白くて後が続かず、約30年振りのダイビングです。
船の上から眺めているだけでも、充分美しい海なんですが、潜ると、また景色が変わります。
那覇から約1時間、慶良間諸島の渡嘉敷島の近くなんですが、那覇の付近とは海の色が違います。
本島の北部に行くと、美しいビーチがありますが、那覇近郊の都市部ではびっくりするほどの美しい海はもうありません。
沖縄も、年々観光客が増えて、国際通りや美ら海水族館等、主な観光地は大混雑の上に、日本語で喋ってる人の方が少なくなってるように思います。沖縄に限らず、全国どこでも似たようなものですが。
ダイビングやシュノーケリングの名所の、恩納村の真栄田岬や青の洞窟なども美しい所なんですが、陸から近くて手軽に行けるので、夏休みは魚より人の方が多いんじゃないかという状況です。
さすがに、船で1時間、慶良間まで来ると我々のようにダイビングやシュノーケリングをしに来た人しかおらず、この美しい海と空を独り占めしてるような気分になります。
この海と空を見るために、ここまでやって来ました。ここでしか、見ることができません。
ずっと景色に見とれていたかったんですが、ダイビングの時間になりました。軽く講習をしてもらって海の中です。
潜り始めてしばらくは、ウエイトが軽くて下に行くのに苦労しましたが、少し重くすると自由に動けます。やはり、本州の海とは違います。
怪しい探検隊って感じになっています。
最近は、それぞれ忙しくて、三姉妹そろって行動するのも夏休みのこの旅行だけになっています。ちょっと忙しい旅行ですが、楽しんでくれてるんでしょうか。
ウミガメに遭遇しました。まだ小さい子ガメです。慶良間の海はウミガメの遭遇率が高いそうです。
せっかく、くつろいでるに、わいわいがやがやと実は迷惑だなと思ってるんでしょうか。せっかくなので、カメさんと記念撮影です。
やれやれ、やっとどこかに行ってくれるのかい、じゃまたなって感じの表情です。カメさん、どうもありがとう。
最初に潜ってから、少し休憩して2回目は、全員慣れてきて動きが軽快です。
南の島の海の中は、色彩豊かで賑やかです。
ダイビング2回で、合わせて1時間半程度の水中散歩でした。シュノーケリングもいいですが、水中に滞在できるダイビングは更に楽しめますね。
こういう事は、ここに来ないとできません。それにしても、きれいな海です。まさに、慶良間ブルー。
ダイビングを終えると、しばらく自由時間です。シュノーケリングを楽しんだりと、この美しい南の海を満喫しました。
まるで、自分達まで青く染まったような気になって、島を後にしました。