おっさんのお出かけ日記

普段はあまりお金は使わず、格安に旅行をしています。近場でぶらぶらしてる時も多いです。たまに子供(全員成人ですが)と出かけます。ブログに出先で撮った写真をまとめています。時系列はランダムです。

2016年4月 岡山(鉱山鉄道跡)

2018年まで岡山県倉敷市の水島に出張してる時が多く、近辺をあちこち散策してました。

津山に、扇形機関車庫と転車台を公開した「津山まなびの鉄道館」という施設があると知って、出かけてみました。

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津山は岡山県の鉄道の要衝だったらしく、蒸気機関車が主力だった頃の扇形の機関庫が現存しています。そこに資料館と、岡山ゆかりの鉄道車両を保存、展示した施設になっています。東京や京都、名古屋の鉄道博物館のような大掛かりな展示はありませんが、地方で頑張っていた車両達をねぎらうような小さな鉄道館、懐かしい匂いがしています。

津山から国道26号線を東に行くと、以前は、久米郡中央町、旭町、柵原町の3つ町が合併してできた久米郡美咲町があります。こちらの旧柵原町には、硫化鉄鉱を産出する柵原鉱山がありました。最盛期は、東洋一の硫化鉄鉱の産出量を誇る鉱山でしたが、他の鉱山と同じく、海外産の安値な材料に市場を奪われ、1991年に閉山となりました。鉱石輸送用に稼働していた片上鉄道も、閉山と同時に廃線になりました。備前片上からの廃線跡はサイクリングロードになっています。

鉱山跡は、坑道の一部で、特産の黄ニラや椎茸の栽培、酒や醤油、味噌等の醸造が行われている程度で、施設等は残っていません。

片上鉄道の操車場のあった場所に、柵原ふれあい鉱山公園が作られ、鉱山の資料館と、片上鉄道の吉ヵ原駅舎と保存車両があります。終点のまで線路が保存されていて、列車を走らせるイベントも行われています。

 

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車両もですが、駅舎も昭和な雰囲気です。かつての日本では、どこでも見られた情景。廃線跡ですが、ローカル線の風情がいっぱいです。

 

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元の鉱山住宅なんでしょうか。このような造りの住宅が多くあります。

 

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終点の柵原です。吉ヵ原から少しだけの廃線ハイクです。

吉ヵ原駅の付近が、かつてのメインストリートだったみたいで、商店や商店跡等が点在しています。

その一角に、土休日のみ営業している「らん」というお店があります。メニューは玉子かけご飯セットのみ。町内産の材料のみを使用したシンプルな定食ですが、特製の5種類のタレで食べる玉子かけご飯が、非常に美味しいです。

 

 

 

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