おっさんのお出かけ日記

普段はあまりお金は使わず、格安に旅行をしています。近場でぶらぶらしてる時も多いです。たまに子供(全員成人ですが)と出かけます。ブログに出先で撮った写真をまとめています。時系列はランダムです。

2016年12月 山陰 その3(阪九フェリー)

宿を出て、萩城の方に行ってみました。

 

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正月ですが、非常に静かです。正月早々に観光する場所でもないんでしょうか、あまり人気がありません。

 

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萩城跡、平城なのでアップダウンが少なくて散策はしやすいです。付近に、資料館や武家屋敷跡等の関連施設があります。

 

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で、猫が出迎えてくれました。

 

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正月ですが、寒くもなく、日向ぼっこが気持ちよさそうです。

 

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hagishi.com

 

一通りの見どころは見て回ったので、駅まで歩いて行きました。高い建物が少ないので、空が広くて気分がいいです。

この日は、夕方に北九州の門司からフェリーに乗船して帰るだけなので、移動距離も短くのんびりしています。

萩から下関までは列車の接続も良く、比較的短時間で到着できました。

下関に来たら、ふくそばです。駅のスタンドのそばですが、美味しいです。こちらでは、ふぐではなくふくと言うらしいです。

 

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この旅行の2年前に、青春18きっぷを使って、自宅のある西明石から1日でどこまで行けるかトライしてみようと、1番列車に乗って西を目指したことがありますが、夕方の4時頃に下関に着いた頃に、列車に乗っていることに飽きてしまい、ここでやめたことがあります。小倉からフェリーで愛媛の松山に行き、そこから半日列車に乗って家に帰りました。フェリーには何時間乗ってても飽きないけど、列車に長時間はダメでした。やはり私は、鉄道マニアにはなれませんでした。

それ以来、列車では、嫌にならない程度の距離を移動して、行きか帰りにフェリーや高速バスを使うことにしています。この組み合わせにすると、青春18きっぷで、列車に乗りっぱなしという状態にしなくても、かなりの広範囲を移動できます。

 

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関門海峡渡し船で越えて、門司にやってきました。

フェリーの出港まで、まだかなりの時間があるので、九州鉄道記念館に行ってみました。門司や下関には何度も来てるので、見どころは一通り行っています。フェリーの発着港には、何度も行ってることが多くて、時間をつぶすのに苦労してる時がけっこうあります。

 

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懐かしい列車が並んでいます。車両の中にも入れるので、昔、座ったことのあるシートでプチ旅行気分です。

 

www.k-rhm.jp

 

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阪九フェリーの出港の時間になりました。この航路は北九州の新門司~神戸、大阪泉大津の航路です。家が明石なので、神戸発着のこの航路と、フェリーさんふらわあの大分航路は九州に行った時はよく利用しています。

船齢が20年を超えているので、2020年に新造船に置き換わるそうですが、やや古さはあるものの、船内は十分きれいに保たれています。

この航路は、2等指定が個室になっいます。ベッド幅も寝返りができる程度のは広くて非常に快適です。

船内にWi-Fiの設備はありますが非常に弱くて、部屋に入ると圏外になります。これは、どのフェリーの航路でも似たような状況なので、船旅は、夜は通信環境からは外れて、文庫本や雑誌でも読むかして静かな夜を過ごすことになります。スマホ等をさわらないと、けっこう眠くなるのが早いような気がします。

 

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フェリーの楽しみの大浴場は、乗船から出港してしばらくは混雑する時が多いので、やや遅い目に行くとゆっくり入れます。

そんなこんなで、パブリックスペースに陣取って一人居酒屋の開店です。

 

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相変わらずの駅弁と地酒の組み合わせです。

夜をまたぐ長距離フェリー多くが、バイキング形式のレストランになっています。昔に比べると、どの船のレストランも圧倒的においしくなっています。ただ、私の場合、酒を飲むと、あまり食べなくなってしまうので、ちょっとつまみが欲しい程度の時に、バイキングは重たいのでこのような一人居酒屋が多いです。夜の海を眺めながら、静かに酒を飲むのもいい感じかと思います。その代わり朝は、がっつり食べてます。

阪九フェリー新日本海フェリー、オレンジフェリーは、カフェテリア方式(必要な物を取って、レジで精算するシステム)のレストランになっています。私は、こちらは気に入っていて、阪九フェリーはいつもレストランで食べていますが、今回は、年末年始で混雑してるかなと思って駅弁を持ち込みました。

普段は、この船のレストラン、名物の鉄板焼きが非常に美味しいのでよく食べていました。野菜、ホルモン、ステーキ、焼きうどんと何種類かありますが、どれも酒の肴にバッチリです。

 

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海の上で、静かに夜は更けていきます。心地よい眠気に包まれます。今回の旅行も、明日の朝、目が覚めたらおしまいです。

 

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早朝、目が覚めて顔を洗って、朝食を食べたら下船の支度です。

結局、今回の旅行も、フェリーに乗るために、長い距離を移動したのかという気はしました。

 

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                   おわり

 

2016年12月 山陰 その2(元遊郭だった旅館)

松江を出発して何度か列車を乗り継ぎながら、萩へ向かいます。

山陰本線全体がローカル線ですが、松江から西は列車の本数も少なく、移動に時間がかかります。

青春18きっぷを使う旅行は、各駅停車の乗り降り自由な気ままな旅というイメージみたいですが、大都市に近い幹線なら列車の本数も多く、自由気ままに乗り降りできますが、ローカル線に行けば行くほど、列車の本数が少なく、事前に計画を立てないと身動きが取れなくなります。接続の列車待ちに駅から離れて予定の列車に乗り遅れたら、次は2、3時間後という状況になります。ローカル線の旅は、けっこうスリリングです。

 

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益田で1時間程の接続時間になりました。

駅前に出てみたら、ジャズカフェがありました。昔よく行ったジャズ喫茶を思い出させるいい雰囲気のカフェでした。夜はライブもやってるそうです。この駅で降りるのは初めてですが、初めての街で、こんなお店があるとちょっと嬉しくなります。

少し早い目の昼食にしました。

 

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marufukujazz.wixsite.com

 

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萩に着きました。架線の無いレールが伸びてる景色が好きです。

ここに来るのは初めてです。高い建物が少なく空が広い街でした。

 

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街をぶらぶら歩いて、松陰神社に行ってみました。

 

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松下村塾。幕末の世に多くの多くの志士を生み出し、社会を変えた始まりの場所は、農家の離れみたいな小屋でした。

有名な場所ですが、いかにも観光地といった雰囲気でもなく、落ち着いた所です。

その後、街中を少し歩いてみました。

 

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旧萩藩御舩倉。毛利家の船を係留してる倉庫です。現在は、河川改修で側には面していません。

街のあちこちに、こんな史跡が点在しています。

 

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西に日が大きく傾いたので、今夜の宿の旅館芳和荘に行きました。ここに泊まるのが、この旅行の主な目的です。

 

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大正時代に建設された築100年越えの木造建築。元は、梅木という名の遊郭でした。萩市の景観重要建造物に指定されています。

1958年以降に、遊郭から旅館に転業した転業旅館が多くあったらしいのですが、次第に数を減らし、後継者もいないという事情から、現在も営業しているのは、日本中で数軒になっています。元遊郭の建物は、他のどれとも違う様式の建築物です。この、独特の様式の宿で、一度泊まってみたいと思ってました。

色々と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、私も、遊郭が存在していた頃は知りませんし、郷愁などもありません。単純に建物と、その歴史の変遷に対しての興味と思って頂ければ幸いです。ちなみに、元遊郭で有名な建物としては、大阪の飛田新地の料亭、鯛よし百番があります。

現在は、この旅館のある場所は、住宅街になっていて、かつての色里だった面影はありません。この旅館が、唯一歴史を伝える建物となっています。

とても温和な感じのご主人に出迎えてもらい、チェックインしました。

 

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部屋は4畳半の小さな部屋ですが、古いけど清掃が行き届いていて清潔に保たれています。現在は2階の9部屋だけを客室として開放してるらしいですが、館内はどこもきれいに清掃してあります。トイレは、昔ながらの汲み取りの、所謂ポットン便所ですが、不潔な感じはありません。

この建物の圧巻は、中庭とそれを取り巻く回廊です。そこに居るだけで、昔にタイムスリップしたみたいな気分です。

 

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この日は、12月31日大晦日でした。部屋でちょっと一杯飲んだ後に、寿司でも買いに行こうと思って近くの商店やスーパーがある所まで歩いて行ってみたら、店が全部早じまいしてました。近くにコンビニも無いし、これは弱った、今晩は飯抜きかと思って歩いていたら、ファミレスが1軒だけ営業していたので、飯抜きは免れました。

宿のご主人が、宿泊客同士がかち合わないように上手く風呂の時間を調整してくれたので、風呂にもゆっくりと浸かれました。

晦日の夜、幸せな気分で眠りにつきました。

 

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翌朝は、ご主人の手作りの朝食を頂いて宿を後にしました。シンプルですが美味しい朝食でした。

古い建物の宿ですが、気配りが行き届いていて、非常に気分よく泊まれました。

 

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                                    つづく


2016年12月 山陰 その1(一人鍋と最高傑作の駅弁)

 2016年の年末に山陰を青春18きっぷを使って旅行してみました。

この何年か、年末に山陰か北近畿青春18きっぷを使って旅行してますが、この旅行が最初だったと思います。以来、何となく、冬の日本海側が気に入って足を運んでいます。普通列車のみを使う旅行は、往々にして列車の接続が悪い場合が多く、移動に時間がかかりますが、山陰や北近畿は、意外と列車の接続が良くて、移動がスムーズにいく場合が多いです。

 

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家の最寄駅の西明石を西に向かって早朝に出発する時は、いつも姫路駅のホームのスタンドでえきそばの朝食です。姫路の名物の一つで、中華麺と和風出汁の組み合わせのそばなんですが、これがなかなかの逸品です。早朝から営業してるので、特に寒い季節には、ホームに漂う出汁の匂いがたまりません。最近、トッピングが色々と増えましたが、個人的には、ペなぺなの天ぷらが乗ってる昔からの駅そばが好きです。

 

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青春18きっぷで移動する際は、基本はJRのみの路線を使いますが、姫路から鳥取に行く場合、山陽本線の上郡から3セク智頭急行でショートカットすると、JRのみで移動するより1~2時間早く到着できます。別に運賃はかかりますが、その後の動きがよくなります。私は、青春18きっぷは、距離を稼ぐより、乗り降り自由の利便性の方を重宝しています。

 

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宮本武蔵の出身地の近くの駅らしいです。

確か、乗り降り自由のフリーきっぷも販売してるはずなので、沿線の街を巡ってみるのも面白そうです。

 

www.chizukyu.co.jp

 

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鳥取に到着です。駅前からバスで鳥取砂丘に向かいます。

 

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砂丘の入り口から海まで、かなりの距離があるので歩いて往復すると、1時間近くかかります。早朝に来ると美しい風紋が見れるらしいですが、まだ見たことがありません。

冬の荒れ気味の海と、スケールのある砂丘コントラストがいい感じです。

 

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砂丘を散歩した後は、砂丘会館で昼食にしました。

海鮮丼や刺身の定食を食べようかなと思ってたんですが、期間限定でかに鍋の定食があったので注文しました。

 

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一人で食べるには丁度いいセットです。かに鍋も、お一人様でも食べれるようになったのかと、少し嬉しくなって、かにの足にかぶりつきました。

最近は、飲み屋等のメニューでよく一人鍋を見かけるようになったけど、かに鍋はちょっと珍しいです。いい世の中になったなぁと思いつつ、多分、これが気に入って翌年以降は、お一人様かに鍋メニューありの宿を探すようになったと思います。

 

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最後はちゃんと雑炊にできました。旅行は始まったばかりですが、幸せな気分です。

 

www.sakyu.gr.jp

 

お腹がふくれたので、砂丘の隣の砂の美術館に行ってみました。

かなり以前に、子供を連れてここに来た時は、まだこの施設がなかったので、この日が初めてです。

世界中のアーティストが作製した、砂で作ったオブジェが展示してあります。

どの作品も非常に精巧でリアルにできています。ここまで足を運んで見に来る価値は十分ありました。

毎年、世界のどこかの地域のテーマが決まっていて、この時は南米でした。

 

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www.sand-museum.jp

 

旅行をすると、早朝から活動を開始するので一日が長いです。そろそろいい時間になってきたので、一旦駅に戻って、駅弁の売店で頼んでおいた駅弁を受け取って、宿を予約している松江に向かいます。

 

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駅から近い、ビジネスホテルが今夜の宿です。宿泊代が安くて朝食が美味しいので、松江では、何となくここに泊まっています。

 

station.matsue-urban.co.jp

 

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鳥取駅の駅弁、その名もとっとりの居酒屋です。あちこちで色んな駅弁を食べましたが、酒の肴系の駅弁(駅弁って、どれも酒の肴にはもってこいなんですが)では、最高傑作じゃないかと思っています。小さく仕切った枡の中は、どれも鳥取名物の酒の肴です。弁当箱のふたを開けると、何の変哲もないビジネスホテルの部屋が、いきなり一人居酒屋になってしまいます。鳥取駅には、元祖かに寿しをはじめ、魅惑の駅弁のラインナップが並んでますが、これが最高です。地酒の小瓶をちびちびやりながら肴をつまんで、しめには、寿司が付いています。弁当が空になったら一人居酒屋の閉店ですが、閉店後は、そのまま横になって寝れるのがとてもいい感じです。

今日も、幸せな一日でした。

 

                   つづく


 

2016年1月 シルバーフェリーと太平洋フェリー(フェリー3連泊) その2

北海道の苫小牧~仙台~名古屋の太平洋フェリー、苫小牧~仙台を約15時間、仙台~名古屋を約22時間、通しで乗船すると約40時間の航路です。苫小牧~仙台はデイリー、名古屋~仙台は隔日の運航を3隻の船で行っています。国内の長距離フェリーは、夜に出港して朝に入港するワンナイトフェリーが多数ですが、この航路は国内有数の長距離フェリーで、同社の船が27年連続でフェリーオブザイヤーを受賞している、日本一豪華なフェリーと言っていいと思います。ここ数年、設備のいい新造船が次々とデビューしてる中、キングオブザフェリーのポジションを守り続けています。

苫小牧~仙台間専属で「きたかみ」、苫小牧~仙台~名古屋の通しの航路は、「いしかり」と「きそ」の3隻で運航しています。

苫小牧港19:00発、今夜の配船は「きそ」です。この船には、2011年の東日本大震災の時に災害復旧の仕事で、名古屋から仙台まで乗船しました。当時はまだ地震の混乱の影響が大きく、私は自家用車でしたが、船の車両甲板には、自衛隊の車輌や重機とトラックばかりだったのを覚えています。乗客も、自衛隊の隊員と重機のオペレーターや作業員が大半でした。あれから5年、船内は普段の姿に戻ったみたいです。

 

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苫小牧港は、太平洋フェリーシルバーフェリー商船三井フェリーの3航路のターミナルになっている大きな港です。

 

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船はゆっくり、夜の海に出港します。

レセプションでカードキーを受け取り、今夜からの我が家へ。

 

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今回は、1等インサイドのシングルユースです。年末年始、盆休み、GW期間以外は、ツインのシングルユースは追加料金がかかりません。ネットの早割で、苫小牧~名古屋間が、確か13000円程度だったと思います。以前、名古屋~仙台まで車で乗船した時も、1等インサイドで2万円ちょっとでした。

この部屋、窓はありませんが、トイレ、洗面台、シャワー、冷蔵庫、テレビ等のビジネスホテルとほぼ同じ設備が揃っています。普段、他のフェリーに乗船する時は2等寝台が多いですが、太平洋フェリーの時は、この部屋です。部屋にじっとしてることはないし、大浴場に行くからシャワーも使わないし、別に個室でなくてもかまわないんですが… 

この船も、2等の大部屋からスイートルームまで予算や好みに合わせて部屋や席を選ぶことができます。最近流行りの犬と一緒に泊まれる部屋もあります。

色々と割引チケットを販売してるので、ちょっといい個室でも、意外と安く移動できます。

 

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この船には、非常に美味しくて品数の多いバイキングのレストランや、軽食が食べれるカフェもありますが、北海道は美味しい駅弁が多くあり、今夜は札幌駅で買った駅弁で一人居酒屋です。 

 

www.ekiben-sapporo.net

 

この船のレストランは、焼き立てのステーキと握り寿司がメインのバイキングです。料理の品ぞろえも良く、満足できることは請負います。バイキングはちょっとという人には、カフェでカレーやパスタ等の軽食もいいかもです。

最近のフェリーのレストランは、寄港地の郷土料理を出したり料理に力を入れています。美味しいレストランのある船が増えました。船内でも、食べる楽しみを満たしてくれます。

レストランの食事もいいのですが、駅弁や地元のスーパーで買った総菜等をつまみながら、パブリックスペースの窓際の席に座って、だらだらと飲んでるのもまたいい感じです。私は、お酒を飲むとあまり食べなくなるので、朝食はレストランでがっつり食べますが、夜は、酒とつまみでぼちぼち飲んでるっ感じの時がよくあります。

船旅のいいところは、他の交通機関に比べて、自分なりの過ごし方で移動を楽しめることだと思います。外の空気が吸えるので、デッキに出て潮風に吹かれている時の解放感もなんとも言えません。

次の朝からは、ずっとレストランやカフェで食事をしてるのですが、写真が全然ありません。下船するまで、常にほろ酔いだったので、行動に抜けが多いです。

 

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フェリーの楽しみの一つ、大浴場です。太平洋フェリーの船は、入港30分前までならいつでも入れるので、時間を 気にする必要がありません。シャンプーやボディソープもあるのでタオルだけ持って行けばいいです。

 

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一杯飲んで、風呂に入った後は、この船の目玉、ラウンジショーがあります。

夜8時頃から約1時間、プロの演奏者によるライブ演奏、ジャンルは、その時の出演者によって変わりますが、ちょっとしたライブハウスのような設備で、本格的なライブが楽しめます。この日は、ピアノの弾き語りでした。

最近、週末を中心に、軽音楽等のライブのイベントをやってる航路が増えましたが、元祖はこの航路だと思います。現在、苫小牧~仙台の「きたかみ」は、新造船の就航時にラウンジショーが無くなりましたが、苫小牧~名古屋の「いしかり」「きそ」は、毎晩ラウンジショーをやっています。

ラウンジは、ライブをやっていない時はシアタールームになっています。

 音楽を楽しんで、あとは幸せに酔っぱらって寝てしまいました。

 

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朝起きて、朝食を食べると、もうやることがありません。

太平洋フェリーwi-fiが有料です。陸に近い時は普通にスマホが繋がるんですが、沖合では圏外になります。部屋の中では全く電波はとどかず、wi-fiも圏外になってしまうので、オンラインゲームもできないので、スマホは置いといてデッキを散歩したり、プロムナードで文庫本を読んだりして過ごします。スマホが役に立たないので部屋に置いたままなので、写真が少ないです。

 

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2日目は、終日船の中です。朝10時に仙台港に到着します。乗客の多くはここで下船して、代わりに乗船する人は少ないので、船内はちょっとがらがらになりました。この航路のメインはやはり、苫小牧~仙台のようです。

12時50分の出港まで、一時下船ができます。下船しても3時間程度なので、港の近くのイオンモールに行って帰って来る程度しかできません。

 2011年に、仙台港に入港した時は、港のそこら中が瓦礫の山で、岸壁の上に大きな貨物船が乗り上げたまま解体工事をやっていたり、悲惨な状況でした。破壊された街をまともに見るのは、神戸の震災以来でした。破壊された街に仕事に来るのも神戸の震災以来でした。

津波が破壊した港を応急処置して何とか使ってるという感じでしたが、時が過ぎてきれいになった港を見ると、何となく嬉しくなります。被災された方々が、今も大変で、これからも大変だとはわかっていますが、少し落ち着いた港の様子を見てると、ちょっと安心してしまいます。

港に停泊中は、電波が繋がるので、ネットのニュースを見たりして過ごします。

この一日は、飲んで食べて、風呂に入って、寝ての繰り返しです。陸上だと出かけたりとか、それなりにやることもありますが、海の上では何もできません。まったく何もしない一日を過ごすことになります。

 

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午後のティータイムにも軽い演奏を聞かせてくれます。

 

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仙台を出港してしばらくすると、福島第一原発の沖を通過します。震災後のしばらくは、遠目にも悲惨な状態がわかりましたが、廃炉、解体の作業は着々と進んでいるようです。

 

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何もしてないわりには退屈することもなく、夜になってしましました。

2日目のラウンジショーは、1日目とは曲目を変えて、通しで乗船してる乗客に配慮してくれます。

 

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2011年、災害復旧の仕事から帰る時もこの船でした。12月25日、クリスマスの夜をラウンジのライブを聴いて過ごしていました。乗客の大半は、私と同じ、復旧作業から帰る連中のようです。皆、疲れ切った表情でクリスマスソングを聞き入っていました。そんなことを思い出しながら、明日の朝で、この旅も終わってしまうのかと、少し寂しい気持ちになりました。

 

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朝起きて、やはり何もせずに過ごしていたら、名古屋港が近くなってきました。

旅も終わりです。

 

www.taiheiyo-ferry.co.jp

              おわり

 

 

2016年1月 シルバーフェリーと太平洋フェリー(フェリー3連泊) その1

2016年の始めに、東京から青森の八戸まで、青春18きっぷで4日間かけて旅行した帰り道に、新幹線や飛行機でまっすぐ帰るのも面白くないので、北海道に寄り道をして帰ることにしました。

兵庫県に住んでいるので、北海道に行く時は、普段は飛行機一択になってしまいます。こんな機会でもないと、なかなか乗船することのないシルバーフェリーに乗船です。

青森県八戸港と北海道の苫小牧港を結ぶシルバーフェリー、2018年からは新たに、北海道の室蘭港と岩手県宮古港間の航路も開設しています。主力は八戸~苫小牧間の航路で、約8時間の乗船時間で、4隻の船が1日4往復しています。

今回は、22:00発のシルバーエイトです。苫小牧着が朝6時なので、本州から北海道に渡るにはちょうどいい時間です。全長約140m、旅客定員が600人のかなり大きな船です。

シルバーフェリーは、高速バスと提携して、お得なきっぷをいくつか販売していて、今回は、八戸~苫小牧をフェリー、苫小牧~札幌を高速バスの札幌~八戸なかよしきっぷを購入しました。乗船料に500円ほどのプラスで、札幌までの高速バスが利用できます。2等船室の運賃が5100円(2019年10月~)、船室を2等寝台にアップしたらプラス2540円です。混雑してる時は、2等の大部屋は避けた方が絶対にいいと思います。

この航路に乗船するのは初めてなので、かなりうきうきしています。

 

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2等寝台です。かなりコンパクトな部屋です。乗客が満員の時は相部屋になる時もあるそうですが、この部屋で見ず知らずの人と相部屋はかなりきついです。まだ大部屋の方がいいような気がします。幸い、この日は一人でした。この船以降に就航した船は、シングルベッドの部屋になっています。

一人だと、この狭さも悪くないです。多くのフェリーに共通なのですが、部屋に入ってしまうと、スマホの電波が圏外になるので、寝るか、雑誌か本でも読むしか過ごしようがありません。

 

エントランスのレセプションカウンターです。簡単な売店も兼ねています。

 

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入浴できる時間は決まっていますが、大浴場があります。ゆっくりと風呂に入れるというのが、他の交通機関にはない、フェリーならではの楽しみです。 

 

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乗船時間が短い航路なので、レストランはありませんが、飲み物や軽食の品ぞろえが豊富な自販機コーナーがあります。風呂上りのビールはここで飲みます。風呂に入って、一杯飲んで、すぐに横になって寝れるのもフェリーのいいところ。この日は週末で乗客が多く、賑わっていました。

 

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簡素ですが、ロビーもあって、ゆっくりくつろげます。夜行便は、起きてる時間が少ないのであまり利用することはないかと思いますが、昼の便だとこういう設備は重宝すると思います。ピンボケですいません。

夜も更けてきたので、寝ることにしました。

 

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www.silverferry.jp

 

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朝6時に、船は苫小牧港に到着します。寝ぼけていて写真を撮るのを忘れていて、高速バスに乗っていきなり札幌です。青春18きっぷが1日分あるので、そのまま列車に乗って小樽に向かうことにしました。

 

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まだ午前中ですが、観光客が多いです。

暖かい季節に、駅でレンタサイクルを借りて、水族館や鰊御殿に行ってみるのもいいですが、運河は、雪の季節が一番風情があるように思います。

 

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yukiakarinomichi.org

 

昼近くまで、運河の近くや手宮線の廃線跡をぶらぶら散歩してました。

この時は、商店街の店先に鎮座していた、武揚さん(榎本武揚)が、2018年に行ったら居なくなってました。

 

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小樽を後にして、札幌に戻ります。このブログの初めの頃に、小樽の記事を書いているので、もしよければ、合わせて読んでみて下さい。

 

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札幌に戻って、ラーメン共和国に行ったらどこも行列で、駅の地下街でラーメンを食べました。味噌ラーメンです。寒い季節は最高です。

 

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 札幌で時間をつぶしたい時は、無料でしばらく過ごせるので、つい旧庁舎に立ち寄ってしまいます。

 

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青春18きっぷなので、普通列車にしか乗れず、ちょっと早い目に札幌を出発することにしました。苫小牧からの札幌、小樽の弾丸ツアーでした。

 次は、太平洋フェリーに乗船するために、苫小牧に戻りました。

 

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          つづく 

 




 

 

2018年3月 ジャンボフェリー

船旅が、一番贅沢に時間を過ごせる移動手段だと思っています。

飛行機や新幹線は、乗ってる時間も短いけど、単に移動してるだけって感じで、夜行の高速バスも非常に便利なんですが、一旦座席に座ると後は身動きがとれず、目的地まで寝てるだけって感じになります。

夜をまたぐ長距離の航路のフェリーは、大浴場やレストラン、売店等を備え、パブリックスペースに余裕を持たせて居心地のいい船が多いです。特に、新しい船は個室の割合も高く、相部屋も昔のような雑魚寝の大部屋は少なくなり、カプセルホテルのようなベッドが増えました。予算や好みに応じて、部屋や席を選べる快適な船が多くなっています。

言ってみれば、旅館やホテルが移動してるようなもので、デッキで潮風に吹かれて一杯飲んだり、パブリックスペースの窓際の席に座って文庫本を読んだり、眠くなるまで自由に過ごせます。最近は、週末を中心に軽音楽の演奏等のイベントをやってる船も増えました。

今回は、神戸~高松の短い距離のフェリー、ジャンボフェリーの記事です。

 

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神戸~高松間のジャンボフェリー、フェリーりつりん、フェリーこんぴらの2隻で1日4往復、小豆島を経由して約4時間の航路です。

 運賃は大人片道1990円(2019年10月~)で、神戸~高松間では最も値段の安い移動手段です。土休日と深夜便はそれぞれ500円の割増し料金がかかります。

神戸を夜1時発の便は、週末には人が満杯になる時が多いです。最近のフェリーでは珍しく難民船状態になってます。休日+深夜で2990円になりますが、それでも他の交通機関より割安で移動できます。なので、特に観光シーズンの週末は、早めに乗り場で並ばないと座席の確保が難しくなります。高松到着が朝5時、高松駅までの無料の送迎バスがあります。小豆島到着が朝7時30分、早朝から活動できます。

フェリーとバスのセットのきっぷもあって、フェリーの深夜便と組み合わせると、0泊2日で、かなりの高松でかなりの長時間の滞在ができます。大人4500円~。これもリーズナブルです。他にも、各種の割引が設定されています。

船内は、高速バスのようなシートの座席と、フェリーお約束のカーペットの座敷があります。他にテーブルとソファーの席もあり、グループや家族にはいい感じです。深夜便では、別料金で個室の設定もあります。女性専用のエリアやファミリールームもあり、女性一人でも快適に過ごせるような設備になっています。

 

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船内のいたる所にコンセントがあるので、パソコンやスマホの充電に困る事はありません。

船内の売店では、うどん等の軽食も販売していて、それがけっこう美味しくて、中でもカレーうどんが特に美味しいです。

 

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売店に、JRの格安きっぷや連絡バス(神戸港~三宮のバスは有料)の自販機があります。こういうのは、他の航路では見たことがありません。この航路だけのサービスです。

 

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乗客のほとんどが、その存在に気づいてませんが、実は風呂もあります。トラックドライバー向けの風呂なんでしょうが、今まで何度か入りましたが、いつも私一人です。女性にはシャワー室が用意してあるらしいです。

 

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この船、古い船ですが、乗客が快適に過ごせるように、あちこちを改修しています。経営は苦しいけど、あの手この手で頑張ってる感が伝わってきます。

瀬戸内芸術祭の関連で、ヤノベケンジさんのオブジェがデッキに鎮座してました。

 

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この航路には何度も乗船してますが、神戸発は深夜1時の便、高松発は夕方4時半発の便にしか乗船したことがないので、他の便がどんな様子かはわかりませんが、週末は、どちらも混雑してる時が多いです。

神戸発の深夜便は、出港までや出港してからの夜景がきれいです。

 

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高松を夕方に出港する便なら、季節にもよりますが、瀬戸内海の夕景から夜景を楽しめます。

 

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2017年8月 姫路(世界遺産に暮らす猫)

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姫路駅前が再開発で、以前とはまったく様子が変わって、どこに何があるのか全然わからなくなりました。駅近くの商店街の一角の雑然とした雰囲気は相変わらずですが、以前より立ち飲み屋が多くなったような気がします。

駅前は大きく変わりましたが、お城まで伸びている商店街の賑わいは変わりません。老舗のデパートが閉店したり、すこしづつ様子は変わっていますが、全国に多くある、閉じたシャッターだけの商店街に較べると、とても元気があって賑わっている昔ながらの商店街だと思います。

 

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飲食店も数多くありますが、庶民的な値段の店が多く気軽に食事をすることができます。店の入れ替わりはそれなりにはあって、昔好きだった店の何軒かは、もうありません。子供の、ミニサイズのひな人形を、ここに買いに来た思い出があります。

 

www.himeji-miyuki.or.jp

 

信号をいくつか越えて商店街を抜けてしばらく歩くと、お城の前に出ます。

このお城がある限り、姫路の街は永久に不滅って感じです。お城の周囲に、黒田官兵衛ゆかりの「好古園」という日本庭園や動物園、博物館等があり、広大な公園になっています。動物園は入場料が大人200円子供30円の激安で、私も、子供が小さかった頃はよく連れてきました。こじんまりしたゆるい雰囲気の動物園です。

近くの手柄山という所にある遊園地も安い遊具が揃っていて、水族館もあり、夏の間オープンしてる市民プールの入場料も安いです。

 

リニューアルしてから初めて間近で見る姫路城、真っ白になっていました。

 

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しばらく、お城の周りを歩いてみました。

姫路城の人気は高く、非常に人が多いです。昔に比べて、外国人の観光客が圧倒的に増えました。休日は、お城の中に入場するのに制限がかかったりしてる時も多いそうです。この日もすごい人でした。

 

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威風堂々、立派なお城です。ほれぼれするような美しさです。

 

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どのアングルから見ても、素晴らしくスケールの大きな美しいお城です。

 

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これを、重機もない400年程の昔に作り上げたとは、とても信じられない気持ちになります。昔の人はすごい!

 

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ゆっくりお城の周囲を散歩してみました。どのアングルで見ても美しいです。

お城の中には何度も行ってるので、今回は外から眺めるだけにしました。

 

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お城の周囲は広い公園になっていて、猫が住んでいます。飼い主のいない野良猫なんですが、さすがは日本一の名城の土地、駆除をしようなどとけちな事はしていません。よく見ると、どの猫も耳の先に切れ目の入っている桜猫ばかりです。野良猫ですが、避妊や去勢済で、地域で飼っているというスタイルの猫達です。兵庫県は、神戸市を中心に、地域猫という発想で、桜猫の住んでる所が多いです。賛否はあると思いますが、あまり迷惑にならない場所なら、やみくもに殺処分するよりいいんじゃないかと思います。猫も、好きで野良になってるわけでもないでしょうし、人間の都合だけで、捕まえて命を奪うのもいかがなものかと思います。

 

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人に慣れていて、近づいても逃げません。どうやって生活してるのかはわかりませんが、みんな元気そうです。

 

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人懐こい猫ばかりで、道行く人達のいい遊び相手になっています。

 

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今、猫が多く暮らす島とかが話題になってますが、意外と近い所にも多くの猫の暮らす所もありました。世界遺産に暮らす猫達、記事を書いていると 久しぶりに、猫達に会いたくなってきました。